資格をとるメリット
福祉住環境コーディネーターを学ぶ意義は、何を学ぶかにあるように、住環境整備について福祉、医療、介護、住宅建築のそれぞれの分野の専門知識を広範囲に得ることができるということです。
福祉住環境コーティネーターの仕事を目指さなくても、自分や家族のために住環境整備が必要になったとき、この知識を身に付けていることは大きなメリットになります。
一. 自らリフォーム計画を立てられる
福祉住環境コーディネーターの資格があれば、自ら住宅の問題点を抽出して住環境整備の方針を決めることができます。
もちろん医療や介護等の専門職からより専門的・客観的なアドバイスを受ける必要もありますが、最終的な判断は自分でしなければなりません。
知識があるほうがより詳細な計画立案や、途中での計画変更等柔軟な対応をすることが可能になります。
介護保険制度を利用せずに住環境整備をおこなう場合、ケアマネージャーなど福祉専門職の力を借りることができないことも考えられますが、こういう場合にこそ福祉住環境コーディネーターの知識は大きな助けとなるはずです。
ニ.リフォーム業者にだまされない
福祉住環境整備やバリアフリーリフォームへの関心や需要が大きくなるにつれて、バリアフリーリフォームをめぐるトラブルも増加しています。
残念ながらリフォーム業界には、不良企業・悪徳企業が少なくありません。
そのような業者にだまされて被害に会わないためには、工事を発注する側が住環境整備についての関連法規、施工方法、設備、見積もりなどの知識を身に付けておき、理論武装しておくことが大切です。
そして打ち合わせや見積もりの段階で、遠慮せずにこちらからの要望をしっかり伝え、おかしいところがあれば質問をどんどん投げかけ、納得いかなければその業者との交渉を打ち切ることです。
依頼する側に福祉住環境コーディネーター検定合格者がいると業者側に伝えておけば、業者側から軽く見られたりだまされたりする可能性が少なくなるばかりか、一目置かれることにより交渉よりスムーズになるでしょう。
三.就職・転職・スキルアップ
福祉住環境コーディネーターの資格があれば、就職や転職にも有利になります。
福祉住環境整備に関連したバリアフリー住宅やリフォーム産業はこれからの日本の成長産業のひとつと言われています。
福祉住環境コーディネーターの専門知識と実践力を身に付けた人材は、住宅会社、建築会社、マンション販売会社、リフォーム会社などからの引き合いも多く、活躍が期待されます。
建築士やインテリアコーディネーターの中には、自分の仕事の幅を拡げたり質を高めるために福祉住環境コーディネーターの勉強する人も増えています。
また、福祉や医療・介護分野で働いている人が、自らの専門領域を拡げスキルアップするために、福祉住環境コーディネーター検定試験を受ける傾向も多く見られます。
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